【かわいい!】レトロかわいい「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」デビュー70周年記念特別展 神戸会場
こんにちは、カスミソウです。
カワイイ文化の祖といえば内藤ルネ。
女の子やパンダのイラストはみなさんも一度は見たことあるのではないでしょうか?
何十年も前の作品ですが、彼のイラストは色褪せず可愛いです!
そんな彼の特別展が神戸ファッション美術館で開催されていたので、さっそく足を運びました!
内藤ルネ
形作家、デザイナー、エッセイストなどなど。幅広い分野で活躍したマルチクリエイター。中原淳一に師事し、1950年代半ばから『ジュニアそれいゆ』など少女雑誌にイラストや人形作品を発表。以降の少女文化・イラストに大きな影響を与え、「Kawaii」文化の先駆けとなった。ほか1971年には「ルネパンダ」「イチゴデザイン」「白いインテリア」などを発表、発信し一世を風靡した。「カワイイ文化の祖」と言われています。
ルネガールがお出迎え
内藤ルネといえばこの女の子です!
キラキラ輝く大きな瞳とファッショナブルな衣装をまとった美少女「ルネガール」
それまでの少女像とは一線を画し、女の子たちのあこがれの的だったとか。
この人形とともにファッションの説明と同じ服装のイラストが飾っていました。
ファッション雑誌で大ブレイクした内藤ルネ。
彼のイラストは可愛いだけではなく、おしゃれでもあります。
当時の流行りのファッションですが、今見ても可愛いです。
販売されていた商品から付録まで!可愛いルネグッズ
グッズの展示もたくさんあります。個人的にお気に入りがインディアンの女の子。
これは、紙くず入れなのですが‥勿体無くて使えなさそう。
女の子以外のグッズもあります。
このパンダ一度は見たことありますよね!こんなに種類があるとは‥
そのほかにもお花や果物のグッズも!レトロで可愛らしいです。
内藤ルネの世界の中に入り込めるフォトスポット
会場内には2か所フォトスポットもあります。
1つ目は彼がインテリアを提案していた白い部屋。
白い家具は今でも人気ですよね。ガーリーで可愛らしいです。
2つ目はトマトの部屋。
白い部屋とは雰囲気は変わり、ポップな空間です。
赤い水玉の壁紙とトマトの時計がレトロでいいですね。
置いてあるトマトのぬいぐるみを持って記念撮影も!
内藤ルネの描く男性
私の中でとても印象的だったのが、彼の描く男性のイラストです。
とても珍しいですよね。
彼の描く男性も男性としてのアイコンを持ちながらどこかファンシー。というのも、彼は性的マイノリティーの当事者だったのです。
男性作家の描く女性はどこか官能的な作品が多いイメージです。
そんな中、彼の描く女性は女性自身がこうなりたいと思える女性像に近いように思います。
ほかの男性作家とは違った憧れや目線がイラストに現れているかもしれないですね。
内藤ルネの世界観に入り込める素敵な特別展でした。
私はそこまで内藤ルネに詳しくはなかったのですが、とても楽しめました!
ファンの方はもちろん、ファンでない方でも十分に楽しめる展示になっています。
この特別展は神戸ファッション美術館で6月25日まで開催しています。
興味がある方はぜひ行ってみてください!
information
「Roots of Kawaii 内藤ルネ展」デビュー70周年記念特別展
HP:fashionmuseum.jp
開催場所: 神戸ファッション美術館
住所:神戸市東灘区向洋町中2-9-1
電話番号:078-858-0050
開催期間:2023年4月8日(土)~6月25日(日)
営業時間:10:00–18:00 (入館は17:30まで)
休館日:月曜日